夏のYamaguchi Mini Maker Faireに続き、11月3日〜4日のMaker Faire Tokyo 2013に出展しました。今回は一人での出展でしたので自分が作ったものを全面に並べました。(知人と一緒にやろうと思ったのですが、それぞれが自分のブースを持ってたのでそれぞれ自分の戦いをしてました)。
今回は前回出展していた画像認識で自動走行するロボットと猫型ロボットに加え、新作のフォクすけロボットとフォクすけ人形を展示しました。
フォクすけロボの作成工程については以前の記事(1、2)の通りで3Dプリンタでフルスクラッチで作成しました。顔認識で人を見つけると手を振るようにしていたので見に来てくれた方々に可愛がって貰えました。
このロボットは両手両足、首、尻尾、両耳が動きます。特に両耳は重用なのでかなり頑張りました。また展示では伝えきれなかったのですが、外部から繋がってるケーブルは電源とHDMIケーブルのみなので、内臓バッテリーに繋げばスタンドアロンでの動作も可能です。
反省点としては見栄えを良くしすぎたためか既製品と間違われたり、巧妙に作りすぎたためか目に仕込んだWebカメラに気づいて貰えないことがありました。次の展示の際はもう少しお客さんにわかるようにしたいです。
他には以前から問題になっていた顔認識などの画像認識が会場の照明に影響を受けていたことが今回は顕著にでてしまい、経験上もっとも悪かった感じがしました。フォクすけロボに仕込んだWebカメラは汎用のものの皮を剥いで基板のみ埋め込んだのですが、目の部分のカバーやWebカメラ自体に安いものを使ったのが原因のようなので今後調整します。
フォクすけロボの展示に合わせてフォクすけ人形も展示しました。3Dプリンターで印刷、パテ埋め、サーフェイサーで表面を整えるなど、製作途中のものが残っていたので製作工程として並べました。
見に来てくれた方や他のMakerやプレスの方に「手順を踏んで一から作ってるのは珍しい」といってくれた方が何名かいらっしゃったのでこちらもまずまずかなと感じました。
実際に作って、出展して、お客さんや他のMakerさんと話をしているといろいろと勉強になります。実のところそれらの話から触発されて2つほど次に作りたいネタが浮かんできたので次はそれを作って行きたいと思います。
最後にMaker Faire Tokyo 2013の出展者、参加者、そして運営のスタッフの方々お疲れ様でした。今後もモノ創らーとして活動して面白いものを創っていきたいと思うのでこれからも宜しくおねがいします。
2013年11月4日月曜日
2013年11月1日金曜日
フォクすけロボ開発進捗報告2
以前より作成していたフォクすけロボが遂に完成しました。制御系機器やバッテリーが内部に収められるので、外からケーブルを繋ぐこともなく動作させることができます。ソフトウェアにはOpenCVを使って顔認識をしていて、人を見つけると振り向いて手を振るなど比較的高度なこともやっています。
外観ですが以前作成したフォクすけ人形と比べると圧倒的に大きいです。多少バランスは変更しているものの、3Dモデルの原型は同じものなのでそのまま大きくなります。これができるのも3Dプリンターだからだと思います。
最終的に部品点数はそれなりの数になりました。これらに制御系機器とサーボモーターを組み合わせて最終的な形になります。
胸部にはバッテリーと両手足のサーボモーターが、尻尾には予備のバッテリーが収められるようになっているので、中はケーブルでいっぱいです。でも胴体の内部に駆動する部品はないのでとりあえず押し込んでおけば大丈夫です。もし少しでも動くものがあるとケーブルを巻き込んで切れることがあるので、その場合は巻き込まれないように保護するか設計の見直しが必要になります。
画像認識や顔認識で動かしたかったので目にはWebカメラが仕込まれています。市販のWebカメラを分解して嵌め込んでいます。流石にそのままでは見た目が悪いので上からカバーをつけます。
忘れがちなのが梱包材です。イベントの出展にあたって輸送中の破損は付き物です。東急ハンズでスチロールブロックを買ってきて、フォクすけロボが収まるように電熱線で切って梱包材を作りました。スチロールブロックは加工もしやすく入手が容易なので非常に便利です。
このフォクすけロボはMaker Faire Tokyo 2013に出展予定で、それ以降も関連するイベントがあれば展示に出していきたいと思いますので、イベントの会場で見かけたら是非顔を覗きこんで見てください。巧く行けば顔認識して手を振ってくれると思います。
外観ですが以前作成したフォクすけ人形と比べると圧倒的に大きいです。多少バランスは変更しているものの、3Dモデルの原型は同じものなのでそのまま大きくなります。これができるのも3Dプリンターだからだと思います。
最終的に部品点数はそれなりの数になりました。これらに制御系機器とサーボモーターを組み合わせて最終的な形になります。
制御系の中枢であるAndroid StickとArduino Nanoは頭部に埋め込むので、両手足や尻尾、電力系の10本のケーブルを胴体側へ通しています。これは筐体の設計のときから考慮していて首の部分に必要な隙間を空けています。
胸部にはバッテリーと両手足のサーボモーターが、尻尾には予備のバッテリーが収められるようになっているので、中はケーブルでいっぱいです。でも胴体の内部に駆動する部品はないのでとりあえず押し込んでおけば大丈夫です。もし少しでも動くものがあるとケーブルを巻き込んで切れることがあるので、その場合は巻き込まれないように保護するか設計の見直しが必要になります。
画像認識や顔認識で動かしたかったので目にはWebカメラが仕込まれています。市販のWebカメラを分解して嵌め込んでいます。流石にそのままでは見た目が悪いので上からカバーをつけます。
忘れがちなのが梱包材です。イベントの出展にあたって輸送中の破損は付き物です。東急ハンズでスチロールブロックを買ってきて、フォクすけロボが収まるように電熱線で切って梱包材を作りました。スチロールブロックは加工もしやすく入手が容易なので非常に便利です。
このフォクすけロボはMaker Faire Tokyo 2013に出展予定で、それ以降も関連するイベントがあれば展示に出していきたいと思いますので、イベントの会場で見かけたら是非顔を覗きこんで見てください。巧く行けば顔認識して手を振ってくれると思います。
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